珈琲焙煎釜

私は珈琲が嗜好品で一番好きなものかも知れません。

小学生の頃、同級生に恒夫君という仲良しがいました。
住んでいた処が農村地帯で、この子の家は当時珍しくサラリーマン家庭でした。
お父様は鉄道会社に勤めていられて、家に行くと珍しいものが色々あり、田舎の貧乏人育ちの私には羨ましいかぎりでした。

そんな中、珈琲という飲物をこの家で初めて口にしました。
とっても苦い美味しくないものでした。
こんな飲物は将来呑むことはないだろうとその時思いました。
それ以来、成人するまで、珈琲は美味しくない物としてきました。

20代前半の頃、国際交流関係(UNESCO)のボランティア活動をしていました。
その仲間に仙台から出てきた珈琲好きな友人がおりました。
あるとき、その仲間に美味しい珈琲店が出来たからと誘われて、行くことになりました。
珈琲を呑む気はなかったけど、ボランティアのお話しがしたかったので、行ました。

せっかく珈琲専門店にきているのだからと友人は珈琲を奨めました。
ストレート珈琲を嫌々注文したのですが、小学生の時にいただいた香りと違うものでした。
あの時の只苦い味がしたことだけは覚えていました。
こんなに珈琲というものが香ばしい好い香りがするものとは、・・・
恒夫君のところにあった珈琲はたぶん、インスタント珈琲だったのだろうと思われました。
それほど好い豆が外国から入って来ない時代でしたから仕方なかったのでしょう。
出来たばかりのお店で内装も綺麗にまとまり、雰囲気が気に入りました。
珈琲とはこいうところで専門家が点てれば美味しいのだと認識したのでした。

【茶尾助】 について

 神奈川県在住です。  趣味は釣り、乗馬、電子回路設計、スキー、ドライブ、山菜採り、料理、きのこ採り、日曜大工、自動車修理、登山、音楽(Reggae、Classic、Jazz、邦楽) 嗜好品は珈琲、ワイン、焼酎  身長172Cm体重70Kg視力両眼1.5、IQは低い?
カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です