昨晩、家族で可愛がっていた仔猫♀の”タクキュウ”が交通事故に遭い亡くなりました。
まだ、昨年の夏に産まれた仔猫ですから、春の真っ盛りを観ないで死んでしまいました。
とっても可愛いそうな短い命でした。
”タクキュウ”は兄妹2匹で娘が友人からいただいてきた一匹です。
もう一匹は♂で”ヤマト”と言います。
命名からお判かりのように、二匹とも真っ黒な黒猫です。
過去、何度もこういう事に遭遇していますが、その度に心を痛めます。
たかが子猫とお思いの方もおられるでしょう。
犬も3日飼えば情が移るの例えの如く、子猫から飼っているとそれはもう我が子のようです。
今日は家族全員凹んでいます。
さきほど、家族で裏庭の栗の木の根本に墓穴を掘り埋葬してあげました。
長老猫のマロやシー、そして兄妹のヤマトも墓穴を覗き埋められた仲間を見送りました。
生き残りのこの仔等は「タクキュウ」の死をどう見ているのか解りません。
しかし、この場所に居る事は仲間の弔いを知るかのように思えたのは私だけでしょうか・・・?
桜の舞い散る下で土に帰ってゆく一つの生命の残してくれた想い出はお金では買えません。
「タクキュウ」は愛玩動物ではありますが、それ以上に人間の心を癒してくれました。
虚子の俳句を一首 「寵愛の仔猫の鈴の鳴り通し」